第54回 上伊那郡市植樹祭開催
10月16日 辰野町 富士山グラウンド周辺において「第54回 上伊那郡市植樹祭」が開催されました!!!
植樹祭(しょくじゅさい)は、単に木を植えるイベントというだけでなく、「自然環境を守り、豊かな国土を未来へ引き継ぐための重要な啓発活動」です。
昭和25年(1950年)から全国各地で毎年開催されている「全国植樹祭」などをはじめ、植樹活動が持つ大切さには大きく分けて4つの理由があります。
1. 森林の「循環」を保つため日本の森林の約4割は、人の手で植えられた「人工林」です。木は成長した後に適切に伐採して利用し、そこに新しい苗木を植えて(植樹)育てるという「循環(植える→育てる→使う→植える)」を回すことで、健康な状態が保たれます。老木ばかりになると森の代謝が落ちてしまうため、新しい木を植え継ぐことが不可欠です。
2. 地球温暖化防止(CO2吸収)と環境保全若く成長期にある木は、老木に比べて二酸化炭素(CO2)を旺盛に吸収します。新しい木を植えて育てることは、地球温暖化防止に直接貢献します。
また、根がしっかり張った豊かな森林は、多様な役割(公益的機能)を果たしています
①土砂災害の防止(山崩れを防ぐ)
②水源かん養(雨水を蓄え、きれいな水を川に流す「緑のダム」機能)
③生物多様性の保全(多くの生き物のすみかを作る)
3. 防災・減災意識を高めるため、海岸沿いでの防風林・防潮林づくりや、山間部での土砂崩れ防止など、植樹は自然災害から暮らしを守る手段としても重要です。東日本大震災以降は、津波の勢いを和らげるための「命の鎮守の森」づくり(植樹運動)なども各地で広がっています。
4. 我々の「緑化意識」と文化を、次世代につなぐため植樹祭の最も重要な目的のひとつは、人々の心に「森林や自然を愛し、守る意識」を育むことです。
子どもから大人まで地域で一緒に木を植えることで、環境問題への関心を高め、みどり豊かな郷土を次の世代へ引き継いでいく誓いの場となっています。